MacとCLIEのいい関係・CLIE活用法   

目次;僕の使用環境付属ソフトでできることフリーソフト別途ソフトの購入で同期手順機種選択携帯との比較(理想の携帯とは?)データー移行法

 現在、販売されているクリエは2006年2月現在、PEG-VZ90のみとなってしまいました。僕自身は、これを使用したことはありません。僕が使用しているのは、一世代前のPEG-TH55です。PEG-VZ90も基本的には同じですので、同じようなことが出来るとは思いますが、確信はありませんのでその点はご理解の上、もしVZ90でおこなう場合には参考程度にしてください。

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 PowerBookG4 1GHz15inch(MacOS10.3)の環境で、2003年10月からSONY製の電子手帳CLIE(PEG-TG50)を使用し、その便利さにはまってしまいました。しかし、2004年11月、悲しいことに、大雨の日愛機を水たまりに落としてしまいました(こまめなバックアップは大事ですね。)。今回PEG-TH55を購入して、再設定が終了し、また快適なMac-CLIEライフがはじまりましたので、併せて紹介します。

 CLIEはマックに正式対応していませんので、快適に使うようにするまでには、ある程度労力が必要ですが、ここでは、自分の例を紹介しながら、少しでもそのお手伝いができれば良いと思いこのページを作っています。

 まず最初に考えるのが、年々多機能になる携帯電話を考えると、本当に電子手帳が必要がどうかということです。計算機、簡単な予定表、アラーム、音楽くらいなら携帯電話でも機種によっては事足りますが、パソコンと同期させて書類を持ち歩くとなると、電子手帳にかないません。僕は長年かけて作ってきたファイルメーカーの住所録を持ち歩きたいということと、仕事上のファイルメーカーとWord・Excelの書類を持ち歩きたいということがあり、決断しました。使ってみるとこれ以外にもいろんな便利な使い方がありました。以下に紹介します。

はじめに、僕が実現した快適な環境を紹介します。

2003年10月から2004年10月
 PEG-TG50
 PowerBook1GHz
 (Bluetooth搭載機 MacOS 10.2.8-10.3.5・PalmDesktop4.0J・・・MissingSync不要)

2004年10月から(PEG-TG50を壊してしまったので)
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 PowerBook1GHz
 (MacOS 10.3.5-10.3.9・PalmDesktop4.0J・MissingSync4.0.2)

2005年7月から

 iBook G4 1.42GHz OS10.4.2(Tiger)上でも、PalmDesktop4.0J・MissingSync4.0.2とPEG-TH55の組み合わせでうまく HotSync できています。

最初から付属ソフトでできること

年間予定表が簡単に管理できる。(予定時間にアラームを鳴らすことができる)
(FreeSoftのKsDatebookをインストールすれば、付属のものに比べて数段便利になります。)
やること(TO DO)リストが作れる。
パソコンのメールソフトと連携して住所録が管理できる。
手書きメモ帳になる。
アラームになる。
世界時計になる。
英和和英の辞書が常に持ち歩ける(標準で簡単なものが付属しています)
計算機になる。
お気に入りの音楽(mp3)が持ち歩ける。
画像(PDF/JPGなど)ファイルを持ち歩ける。
(AppleWorksなどの書類もPDFやJPEG、bmpに変換することで読み込み可能です)
PEG-TH55などにはカメラがついているので写真で気軽にメモがとれる

フリーソフトの利用で

年号と西暦、年齢の関係が簡単に計算できるようになる。「NenGo(医療関係者にとって便利です)
時刻表を持ち歩ける。

別途ソフトの購入で     

MacのFileMakerProで作ったデーターベース(住所録など)をCLIEで持ち歩ける。
(FileMaker Mobileを購入・・・・
  自分のパソコンのFileMakerがver.7なら、FileMaker Mobile 7
  自分のパソコンのFileMakerが5.5または6.0なら、FileMaker Mobile 2.1 for Palm OS and PPC
   ・・・Amazonで8850円で購入可能  上記リンク先はAmazon関連商品 2004/9/1確認
Macで作ったExelやWord、PowerPointの書類をCLIEで持ち歩ける。
 (Document to Go購入
  ・・・エクセルソフト社のホームページから6480円でダウンロード販売  2003/12/22確認
医療関係では「今日の治療薬」もインストールでき、重宝します。
 M2Plusのホームページから4000円でダウンロード販売 2003/12/22確認
国語辞典・英和・和英辞典を追加インストールできる。
 (もともと簡単な英和・和英辞典は付属しています)

MacとCLIEの同期手順

 MacUserが電子手帳を持とうとして最初に思いつくのはPalm ComputingのPalmですが、なぜか最近国内では流通していません。ほかの選択肢となると、同じPalmOSを搭載したSONYの電子手帳CLIEですが、こちらはMacに正式に対応していないので、今一歩電子手帳PDAの世界に足を踏みいられずにいました。

 しかし今回、思い切ってSONY PEG-TG50(現在は中古のみで入手できません)を購入してみたところ、Macと連携が非常にスムーズで、SONYが正式にMacに対応しているといっていないものの、何も困らないので、紹介します。

 実は、これについて、一番KeyとなったのがBluetoothです。MacもCLIEもともにBluetoothを搭載していると、この連携が非常にスムーズとなります。もしBluetoothがない場合には、Missing sync (PDA Styleでダウンロード購入可能です(ホームページ左側の「ソフトウェアダウンロード」からはいり、次のページの左側の「PDA」をクリック、さらにその中の「ツール/ユーティリティ」をクリックし「Mac連携」を選ぶと出てきます)というソフトを購入してUSB接続で同期します。さらに、このソフトを購入すれば、無線LANを経由して、Hotsyncも可能なようです。Virtual PCを利用して、リンクさせると言うことも考えましたが、ちょっとやったところではうまくいきませんでした。実際、僕はVirtual PC 6.1を持っていますが、僕のPowerBookG4 1GHzをもっても、スピードが実用的ではありませんので、もし、接続できたとしても、あまり実用的ではないと思います。

 ここでは、簡単に、使用までもポイントを順を追って説明します。まずMac本体にPalm DesktopをインストールをしますPalmOneのホームページから無料でダウンロードできます)。このソフトが、MacとCLIEをつなぎます。このソフトをインストールすることにより、普段、シンクロさせると、CLIEのdataがMacにバックアップされ、万が一CLIEが壊れたり、なくなった時に、復元可能となるわけです(また、同期させて、Mac側のPalm Desktopを立ち上げ、予定表をvCalで書き出し、iCalを立ち上げそのdataを読み込み、またそこからiCalで書き出せば、他の人にiCal予定表をメールを通じて送付することなんかもできます。)。後ほど説明しますが、Palmに何かソフトをインストールする場合も、まずMac上にCDやダウンロードなどでソフトを手に入れ、このPalmDesktopを通して、USBまたはBluetooth経由でPalmに同期させながらインストールします。

 以下は、Bluetooth搭載MacとBluetooth搭載CLIEでの設定方法です。

(Bluetoothない場合には、Missing sync (PDA Styleでダウンロード購入可能です(ホームページ左側の「ソフトウェアダウンロード」からはいり、次のページの左側の「PDA」をクリック、さらにその中の「ツール/ユーティリティ」をクリックし「Mac連携」を選ぶと出てきます)を購入して、USB経由で同期させることになります。)

 Palm側は「環境設定」から「接続」を選択し「新規」を選択。「接続名」を適当につけ、「接続先」を「PC」に、「媒体」を「Bluetooth」に、あとは「デバイス」を選択して終了です。もちろん「環境設定」の「Bluetooth」は「オン」にしておいてください。
 コンピューター側ですが、「システム環境設定」から「Bluetooth」を選択し、「デバイス」から「新規デバイスを登録」を選択します。検出されたデバイスを登録して終了です。
 それから忘れてならないのが、Palm DesktopのHotSync設定です。PalomDesktopを立ち上げ、ファイルメニューの「HotSync」の「初期設定」を選択し、さらに「接続設定」を選択します。上から二つ目のチェックがはずれている「bluetooth-pda-sync-port」にチェックをいれます。
 これで、Bluetoothを使ったHotSyncが可能となります。

 もし追加インストールしたいものがあれば、最初から付属でついているCD、Windows用と書いてありますが、これを挿入して、Palm Desktopの画面から「HotSync」を選択し、そこの「ハンドベルドファイルのインストール」を選択し、でてきた画面にprcファイルをいれて登録するだけで、後は、同期させれば、勝手にインストールされます。MissingSyncを使用している場合には、ソフトをMacで立ち上げて、コンジット(同期)の画面と、インストール画面があるので、インストール画面に、インストールしたいprcファイルを登録すれば、次の同期の時に、CLIEにインストールされます。


機種選択・購入について最後に触れます。

 2006年2月現在、入手可能なのは、Sony CLIE PEG-VZ90Sony CLIE PEG-VZ90 【特典付】(リンク先は楽天 PDA工房)のみとなってしまいました。クリエの最後の機種で、内容的には充実しています。もし中古で手にはいるなら、大画面、薄さを重視するならPEG-TH55を、Macとの連携を考えるならPEG-TG50もおすすめです。

2006年2月現在、下記の機種はAmazonで中古で入手可能なようです。

 SONY CLIE PEG-TH55-B

 SONY CLIE PEG-TG50


携帯とCLIEの比較・・・・そして、理想の携帯とは?

 携帯も、だいぶいろんな機能が備わってきているのになぜクリエなのか、最後に、もう一度一つ一つ検証してみます。

CLIE (PEG-TH55) 携帯(Docomo P505iS)
電話機能(当たり前ですが) なし あり
スケジュール 自由自在 使いにくい
アドレス帳 自由自在 電話番号以外は使いにくい
Excel Word活用 別途ソフト購入で可能 不可(一部の機種(SH901iC)で閲覧のみ可能)
FileMaker活用 別途ソフト購入で可能 不可(iModeを使えば可能???)
パソコンとの同期 可能 不可
カメラ 30万画素(メモとしては十分) 200万画素高性能(デジカメとしても通用する)
メール 携帯やLANを通じて可 携帯メールのみ
インターネット 携帯やLANを通じて可 iModeで可 普通のホームページは見にくい
アラーム あり(スケジュールにあわせて可能) あり(単純なアラームのみ)
音楽再生 あり なし(一部の機種(901シリーズ)であり)
テレビリモコン なし(他の機種にはあった) あり
世界時計 あり なし

ということで、お互いにだいぶ近づいてはいますが、まだまだ距離があります。

今後、理想の携帯電話は、

 薄型小型でも画面は精一杯広く、おしゃれなデザイン。
 384Kのパケット通信ができて、インターネットはさくさく。
 スケジュール管理やアドレス帳も充実していて、Macなどコンピューターと同期可能。
 ExcelやWord、PDF、FileMakerも活用できる。
 デジタルカメラを持たなくても、携帯がカメラがわりに。
 音楽再生機能も付いていて好きな音楽を持ち歩ける(iPodみたいに)
 ラジオも聴けたらよりよい(一部の携帯でははじまっていますね)
 携帯の機能としてさらに欲張れば、海外でも同じ携帯で使える方がよいですね(一部の携帯でははじまっていますね)

つまり、携帯電話 + PDA(CLIE) + デジタルカメラ + iPod + ラジオ + GPS・・・・・

何と名付ければ良いのか分かりませんが、まさにスーパー携帯です。

 今は、携帯電話とPDA(CLIE TH-55)を持ち歩けばある程度可能ですが、近いうちに、一台でこれらができる日もそう遠くはないのでしょう。あと1-2年でしょうか。携帯とPDAの統合で、モバイルでインターネットがもっと快適に活用できるようになるのでしょう。

 現段階ではどう頑張っても、携帯電話にCLIEの仕事量はこなせません。もうしばらくはCLIEの活躍する日々が続きそうです。Excel、World、ファイルメーカーの書類などをCLIEとパソコンでやりとりしながら活用していれば、これらのデーターは、携帯電話にPDA機能が十分な形で備わった時も活用できるでしょう。


 追加で、PEG-TG50 から PEG-TH55 に データーを移行した時の苦労話、成功話をメモしておきます。あくまで、これはメモですので、みんなこのとおりやってうまくいくとは限りませんが、他に手がない時には参考にしてください。どうなるか分からないので、自己責任で利用してください。

 まず、もともとのバックアップデーターがパソコンに残っていることが大前提です。場所は、ユーザー:自分のフォルダ:書類:palm このフォルダを、別の場所にコピーして保存しておきましょう。2カ所くらいに複製して保存しておいた方がより安全だと思います。

 僕は、まず、PEG-TH55とパソコンを同期させるために、Missing syncをインストールしました。それから、ファイルメーカーをTH55に再インストールしようと、おこなったところ、ホットシンクマネージャーが見つからずインストールできなくなっていました。そこで、Missing syncとパームデスクトップを削除しました。そして、再度パームデスクトップをインストールしようとしたところ、今度は、デスクアクセスエラーでインストールができなくなりました。何が原因なのか分からず、しばらく苦労しましたが、Library:Application Support:Palm HotSync のフォルダが残っていたためのようで、これを捨てたら再インストールできました。次に、ファイルメーカーをインストールし、Documents to GOもインストールして、最後に、Missing syncをインストールしたところうまくいきました。つまりMissingSyncをインストールすると、PalmDesktopのホットシンクマネージャーは捨てられて、替わりにMissingSyncのホットシンクマネージャーがインストールされるので、そこで、いろいろ話がややこしくなるようです。

 次にデーターの以降ですが、一番必要なのが、予定表やメモだと思います。これは、windowsだとデーター移行ツールがあるようですが、Macでは自力で頑張らなくてはいけませんが、ただ、やることは複雑ではありません。まず、ユーザー:(自分のフォルダ):書類:palm:Users:(自分で名前を付けたフォルダ)この中に、ユーザーデータとユーザーデーターアーカイブというのがあるので、これを一度ゴミ箱に入れて、念のためゴミ箱はとりあえず空にせずそのままにして、次に、もともとバックアップしておいたpalmフォルダ内の、同じユーザーデータとユーザーデーターアーカイブを同じ場所に移します。これで、一度再起動すると、次にMac側のパームデスクトップで予定表を見るともともとの予定表が復元できているはずです。次に、最初にHotsyncする前に、Missing syncを立ち上げ、同期の画面で、予定表とTo Doの設定を、「macintoshがハンドヘルドを上書き」を選択します。そして、ここで、Hotsynをすると、これまでの予定表やToDoがハンドヘルドに移行できるはずです。最後に、設定を、「macintoshがハンドヘルドを上書き」から「同期」に戻しておかないと、次にHotsyncした時に困りますので、念のためお忘れなく。

 以上、僕が約一週間苦労して到達したMacとCLIEのデータ移行の苦労話でした。一時は本当にあきらめかけました。

 再度繰り返しますが、このデータ移行の話は、僕の例ですので、機種やインストールしてあるソフトによってはどうなるが不明ですので、もし利用する場合にはその点十分理解してご利用ください。

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