身近な社会問題について ひとこと


たばこについて (2003/03/02 2004/07/11追記)

 喫煙は本人だけではなく、受動喫煙する家族や周囲の人の健康さえもおかす可能性があります。そして、気軽に購入できることから、子供達へも広がっています。病院や学校では職員をはじめとした完全禁煙はもちろん、自動販売機での販売を停止し、税金は今の5倍くらいかけても良いと思います。なぜなら、たばこがもとで病気になる人がこれだけ多くいて、病気になれば、税金が使われるわけですから、常識的に考えても当たり前だと思いますが・・・。
 もうひとつ、新幹線に喫煙席があること自体おかしいと思います。みかけは、普通席と禁煙席ですが、普通席が完全に喫煙席になってしまっています。
 
海外では、路上をはじめ、公共機関では完全禁煙が増えてきています。日本のこの様な状況は恥ずかしい限りです。


交通安全対策 (2004/07/11)
 事故がおこる道路、場所というのは、ある程度決まっています。そういった、道路を分析し、最優先で安全対策を施すことが必要だと思います。ドライバーの問題ももちろんありますが、そういった道路を放置しておく側の問題も大きいと思います。

二度目の犯罪は刑も二倍に (2004/10/07)

 昨今いろんな凶悪事件が増えていますが、みていると、事件を繰り返している人も多いのが事実です。小さな事件をいくつも起こして、最終的に殺人事件に結びついている人もいます。小さな事件でも、繰り返した場合には刑を二倍以上重くする必要がある思います。三度目なら三倍以上という具合に。今の現状では、一度逮捕されても、また気軽に事件を起こしています。
 さらに、懲役の間の更生プログラムをもっと充実させて、出所時に、裁判官と厚生に携わった人が、再度本当に出所していいか再検討する必要もあると思います。

学校に「生と死」の教育を (2004/10/07)

 昨今の凶悪事件を見ていると、生に対する尊厳の欠如、さらに死について真剣に考えたことがない結果ではないかと思えます。核家族になり、家族の死に正面から向き合ったことがない、またゲームやアニメ、インターネットなどの普及で仮想空間の中だけで生活していることが影響しているのでしょうか。そういう中で、学校で、生や死について、考える授業の取り組みも必要かと思います。方法としては、戦争体験記を読ませて作文を書かせたり、世界の三大宗教や儒教などを広く一般的に学び考えさせたり、犯罪被害者やガン患者さんの話を聞かせてもらうなどいろんな方法があると思います。
 今、ありそうでない授業は、宇宙や地球の歴史、生命誕生の不思議についての授業です。科学的な興味を持たせる意味もありますが、やはり、宇宙の広さと、地球の小ささ、そして、地球の歴史の中で、人類の歴史があまりにも短いこと、そして、生命誕生の不思議など、考えさせたとき、いかに現在の自分があることが偶然、そして、不思議なことであるのかが分かり、自ずと、生や死についても考えることができるようになるのではないでしょうか。自分の生や死について真剣に考えた時、自ずと他人の生や死についても真剣に考えることができるようになるはずです。このような考えは科学の進歩の上、分かって来たことで、現代だからできることですが、言えば現代の宗教なのでしょうか。こういった授業を小学校3-4年生の時期に是非やってほしいと思います。

選挙制度について (2003/04/28)

 民主主義を支える選挙について、投票率が下がった、上がった、無関心層が増えたなどと言われますが、少し考えてみると、あまり、考えずに親戚だから、近所だから、頼まれたからと投票する人がどれくらいいるかが実は大事なのではないでしょうか。考えずに言われたままに投票する人と、誰に投票していいか分からないから投票しない人では、後者の方がまだましなのかもしれません。そう考えると、整っていると考えられる選挙制度というものも、まだまだ改良の余地がありそうです。ポスターと、まわってくる選挙カー、まわりの評判などで投票するしかない現状では、ひとりひとりの政策を十分考えて、投票する真の民主主義的な選挙にはまだほど遠いものがあるような気がします。一つの解決策としては、これだけインターネットが普及してくると、インターネット上から、候補者全員を一覧でき、スピーチや政策、履歴などをみられるようになれば、もっと得られる情報も増えてくると思います。国会議員の選挙の時にある、裁判官の信任投票も、誰がどんな裁判をやったかちゃんと理解している人は、1%もいないはずです。こちらも含め、選挙制度はこれからも考え続けていかなければならない問題の一つです。


道路について (2003/03/02作成、2003/04/28追加)

 全国どこへでも、宅急便が指定日に届くことを考えると、日本国内の流通、道路網はほとんど整ったといっていいのでしょう。ただ、非常に便の悪い場所や、渋滞して多くの人に無駄な時間をとらせる道路は数多くあります。道は流通をはじめとし、国の基本をなす、大事な資源ですので、限られた予算の中で、最も効率的な使い方を、客観的に評価して計画を立てる機関が必要と思います。具体的には、たくさんのお金を使って全て道を広げなくても、ちょっと右折車線をつけるだけで、渋滞が解消されるところが、いくつも見られますし、信号機のタイミングを少し工夫すれば、渋滞が解消されるところも見られます。まだまだ少ない投資で、大きな効果をあげる工夫が足らないと思います。今までのように、客観的な評価もせずに、議員の言うことだけで道路を無計画につくることはもう終わりにしなければ行けません。
 昨今、第二東名をはじめとして、高速道路建設問題が大きくとりあげられましたが、ただ、第二東名はここまで実際造ってしまうと、今さら中止することは疑問です。橋脚が完成し、トンネルが完成し、あとは道を載せるだけになっているのに、なぜ今さらという気がします。最初からつくらないのなら、別に何も言いませんが・・・。自然を破壊し、無理言って先祖代々の土地を離れた人がどれほどいることか・・・。ただ、静岡県以外はほとんど手がついていないということなので、造ってしまった県内の高速道路を有効利用できるように、まだ手の着いていないその東西を路線変更を含め、柔軟に慎重に計画を再考する必要があると思います。


教育について (2003/03/02)

 教育は立派な国になるための一番根本だと思います。基礎学力の充実はもちろん、道徳教育も必要だと思います。道徳教育というと、どういったことを教えるかということが問題になりますが、それは、人間の歴史の中で、長い間古典として残っている物を、客観的に学ぶべきと思います。それをどうとらえるは、個人にまかせればよいと思います。たとえば、ギリシア哲学から論語、日本の古典、さらに宗教に関しても、イスラム教、キリスト教、仏教それぞれの教典を客観的に読むことは悪いことではないと思いますが・・・。


景気について (2002/12/23)

 景気が悪いからと行って、けっして生活がどんどん悪くなるわけでもなく、インターネットや携帯電話を中心とした通信網はどんどん発達しますし、いい物を選んで買い、余分な物は買わない、良い物を大事に長く使うといった風潮がでてきたような気がします。不景気になったことは、必ずしも悪い面ばかりではないと思います。実際、不景気、不景気といいますが、景気のよい社会はどのような社会なのでしょうか。景気よくいろいろ買い物をし、景気よく飲み食いしという姿は、これからみんなが望んでいる社会なのでしょうか。良い物を大事に使い、ゴミは少なく、良い物を少しずつ味わって食べる。環境のことも、健康のことも考えながら、単に物の豊かさを追い求めてきた時代の次の段階に入った日本にとって、景気どうのこうのといった価値観は変わりつつあるような気がします。
 これからの日本は、経済大国ではなく、安全大国・環境大国・情報大国・教育大国となって、世界をリードしていけば良いと思います。経済大国と騒がれた時には、いいような気がしましたが、使っては捨て、ゴミは増える一方、今考えれば、決して良い時代ではなかったのではないでしょうか。
 ただ、景気、不景気は別にして、借金だらけの国家では困りますので、健全な財政、税金の無駄遣いのないよう、小さな政府を目指してもらいたいものです。


原子力発電について (2003/03/02)

 今まで原子力発電は安全と言われ、僕も信じていました。しかし、昨今の国内の原子力発電所の不祥事を見る限り、安全ではないことが分かりました。いくら安全を考えて造ってあっても、予期しない事故が起こることは、スペースシャトルの事故や、航空機の事故を見ても明白です。原子力発電所に関しては、非常に大きなエネルギーを生み出すだけに、事故があった場合の、影響は計り知れないものがあります。予想を超えた地震やテロの攻撃等を考えれば、絶対安全と言い切ることはできません。一日も早く脱原子力発電の必要性があると思います。ただ、原子力が今日担っているエネルギー供給も無視することはできず、早急に、太陽発電や、風力発電等のクリーンエネルギーの拡大と、省エネルギー対策の推進が必要と思われます。


イラク自衛隊派遣について (2004/04/10)

 自衛隊の派遣の時の音楽、そして、イラク国民のためと言う隊員の挨拶、また激励の挨拶、そして、皆から旗を振られて出発する姿をみると、今から半世紀前の日本も、最初はこのように、お国のため、アジアの国々のためにと言って、皆、純粋に出発したのだろうと思い、何か怖くなりました(僕の祖父も戦死していますので)。
 ただ、それは感情的なものであって、今回の派遣はその時とは状況は全く違い、反対していませんし、むしろ期待しています。
 外交官殺害や、民間人の人質事件をみても、危険な地域に復興支援に行くには、やはり自衛隊に力を借りるべきかと思います。ただ、たとえ攻撃されても、反撃してほしくないと思っています。たとえ、相手がテロリストだとしても、こちらが銃を使って相手を傷つければイラク国民に与える日本の印象は一気に低下するでしょう。テロリストと一口に言っても、純粋にイラクをよくしようとする若者達の暴走が多いはずです。日本でも、2.26事件は犬養毅を青年将校が殺害したテロ事件と言ってもおかしくないでしょう。手段は許し難いものですが、テロリストの気持ちを考えれば、その奥には現状をよくしようという、強い気持ちがあるのではないでしょうか。
 そういった国で、たとえ反撃であるといえ、武器を使うのは、大半大きな影響を与えます。ひたすら、防衛に徹して、相手の国に足を踏み入れていることを十分認識して任務にあたってもらいたいものです。異国の軍隊が相手の国に足を踏み入れていることの象徴的な意味の重大性を十分認識して、復興支援に当たって頂きたいと思います。
 アメリカは攻撃されればより大きな武器を使って反撃しますが、日本は攻撃されても反撃せず、復興活動を続ける。それこそ、真の強さと思いますし、それは、イラクの中で活動する日本の自衛隊が、そして日本が、真にイラクの人たちから、そして中東、世界から信頼されるために必要なことと思います。
 一つ提案ですが、医者が白衣を着て患者さんを診察すると、それだけで緊張して、血圧は上がるし、言いたいことが言えないと言います。自衛隊も、復興支援活動をするだけなら、軍服をやめて、普通のヘルメットと作業着で仕事すればどうでしょうか。素材は軍服と同じものでしっかりしたものにしたらどうでしょうか。そのような些細と思われるようなことが、意外に大きな効果をもたらすはずです。


町村合併について (2003/03/02)

 明治、昭和と歴史をみると、道が整備され、人の交流が盛んになるにつれて、少しずつ、市町村は合併を繰り返してきました。昨今の道路網の整備と、インターネットの普及で、人と人との交流はますます盛んになり、距離は短くなりつつあります。そういったことを考えると、町村出身の僕としては寂しい感じはありあすが、今、また市町村合併が必要な時期ではないかと考えます。