お宝鑑定団 

 その家にとってお宝とは何なのか。テレビのお宝鑑定団を見ていても、偽物が多かったりして、実際、金銭的にそんな高価なものは出てきません。しかし、その家のお宝とはお金でどうのこうの言えるものではないと思います。先祖代々大事にしてきたもの、たとえ偽物でもその家にとっては大事なお宝なのです。また書画骨董品だけではなく、先祖代々大事に使われてきたもの、人より長生きするもの、古いもの全てがお宝ではないかと思うのです。

 さらに書画骨董を名前だけで評価するようなことはつまらないことかと思います。そして金銭的価値だけを基準にお宝を判断するのも疑問に思います。その家にとって、またある個人にとってかけがえのないお宝はいろいろあります。そのもの本当の価値をよくよく見極めたいものです。

 古いものを大事にする心は、自分より長く生き続けるものへの畏敬の念であるとともに、それはまた一日一日を大事に生きることにもつながるかと思います。

曾祖父の父愛用なべ

料理が好きだったという曾祖父の父の愛用の鍋で、現在も正月の雑煮にいれる里芋を煮るのに使われています。正月になると出てくる真っ黒い大きな鍋、今もちゃんと、それこそ100年近く働いているのです。
今坂屋看板 江戸時代の終わり頃、秋葉街道としてうちの前の道が賑わった頃、うちでは茶店として、今坂まんじゅうを売っていたようです。その時の看板です。
今坂屋湯飲み お茶を毎朝えびす様にあげますが、その時使う湯飲み茶碗の一つがこれです。昔から何か字が書いてあると思ってはいたのですが・・。100年近く、えびす様にあげる湯飲み茶碗として、これも働き続けているのです。

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