糖尿病治療 ワンポイントアドバイス  

(糖尿病で治療中の方へ)

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症状や検査、治療は「糖尿病簡単はやわかり解説」を参照にしてください。

禁煙は糖尿病治療の大前提

 糖尿病による合併症である、腎不全、神経障害は、喫煙していると悪化しやすく、また、糖尿病に多い心筋梗塞も多くなります。つまり、糖尿病を治療する前にまず、禁煙は大前提です。好きでたばこを吸って、自ら健康を害することをしながら、保険診療でみんなに負担してもらって薬をのんでいるのはおかしいですね。(一般的に、喫煙により、肺ガンは7倍、喉頭ガンは30倍、夫が吸えばたばこを吸わない奥さんの肺ガンも2倍といわれます。さらに一日一箱で月9000円、一年間10万円、10年で100万円、それでも吸い続けますか。禁煙に関するさらに詳しい情報は「禁煙社会の樹立を」で紹介しているリンク先などを参照してください。)
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果物は体にいい?・・・・食べ過ぎは血糖が上がって逆効果です。

 もちろん果物は健康にはいいのですが、糖尿病の方が、果物をとりすぎると、果物は意外に糖が多いので、どんどん血糖があがっていまいます。みかんなら食後1個、りんご、なしなら食後一切れにしましょう。もう一度下記のような食品交換表で見直してみましょう
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やせているから体力をつけようと栄養ドリンクをのんでいる。・・・逆効果です。

 栄養ドリンクは、風邪をひいたりして、体力を消耗している時に飲むには適していますが、糖尿病の方が、健康のためにと毎日飲んでいると、血糖を上げてしまうので、逆効果です。糖尿病が原因でやせているなら、ますます血糖があがり、太るどころかますますやせてしまいます。また、ポカリスエットやアクエリアスなどを水分補給にと糖尿病の方が毎日飲むと、血糖が上がってしまいます。糖尿病のない方が、夏の暑い時の脱水症状の改善や、下痢・嘔吐などで脱水の時に飲んだりするには大変すぐれていると思いますが、糖尿病の方には、糖が多すぎます。のどが渇いた時には水かお茶にしましょう。

定期的に採血しているから健康診断はうけていない・・・すぐ受けてください。

 糖尿病の方は、感染しやすく、結核も少し多くなります。中には咳も痰も出ない人もいますので、最低年1回はレントゲン検査をうけましょう。また、糖尿病のない人と同じようにガンにもなりますので、肺ガンの検査としてレントゲン、また胃ガンの検査として胃カメラなどの検査も年に1回は受けたほうがよいでしょう。採血だけでは、ガンはみつかりません。よほど悪くなれば、異常値がでてきますが・・・。

視力は良いから目は大丈夫だと思っている・・・すぐ眼科を受診してください。

 視力は比較的最後まで保たれますが、無症状のうちに眼底出血をいくつも起こし、ある日突然大きな出血を起こし失明と言うこともあります。特にHbA1c7%以上が続いているような人は、糖尿病網膜症が進行する可能性が高くなりますので、3ヶ月に1度は眼科を受診しましょう。

妊娠する前に糖尿病の検査を

 最近は20代から糖尿病が大変増えています。妊娠してから糖尿病と分かると、胎児への悪影響、母胎への影響から、妊娠を中断せざるをえないことがあります。家族に糖尿病があったり、肥満傾向にある方は、妊娠前に必ず糖尿病の検査をうけましょう。しっかり治療してから妊娠すれば、何も怖がることはありません。

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ただし、これらの自己検査はあくまで参考ですので、
心配な場合には必ず医療機関を受診してください。

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症状や検査、治療は「糖尿病簡単はやわかり解説」を参照にしてください。


 ここに記載したのは一般的なことです。実際の病気の診断・治療法は、一人一人の年齢や合併症の状態などによりそれぞれ変わってきますので、基本的には主治医と納得いくまで相談の上、検査・治療を受けてください。実際に、本人を見ないでメールだけの相談は、お互いに不十分な資料や知識での話になり、誤解が誤解を生み、良い結果を招きませんので、もし、主治医と十分話し合っても現段階の治療に満足されないような場合には、セカンドオピニオンを求めて、他の病院を受診されることをおすすめします。


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